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Selective Mutism?

 07,2006 01:33

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長男が家族以外の人と話さない、、このことに気がついたのはいつのことだったか実ははっきりとは覚えていないのですが。。プレイグループなどに行っても他の子供のママたちに一言もお話が出来ないという状態が長い間続いていました。何か聞かれてもかろうじて頷くか首を横に振るかどちらか。例えば喉が渇いたというので「じゃあ○○君のママに、「ジュースください」って言っておいで。」と促してももじもじするのみ。。

他の人に話せないだけではなく、他人がいる前では私たちにすら話さないのです。他の人に聞こえないように耳打ちするか、または無言で手を引っ張るか。。。正直言ってそんな長男にいらいらしたことが何度もありました。振り返ってみるとそういう状態が1年ほど続いていたように思います。

最初はただ「恥ずかしがりやだからなぁ。。」程度に思っていましたが、先日まで通っていた学校の担任の先生に、「シンは学校で一言も話さない」と聞かされた頃から少しずつ心配になってきました。クラスの女の子にも、「シンのママ?なんでシンはしゃべらないの?」なんて聞かれてしまって。。

なんとなく直感的に「あまりプレッシャーをかけるのはかえって良くないことだ」と感じていたので、あまり本人に強制的に話をさせようとはしないようにしていましたが、何か親が助けてあげられることはないかなぁ、とはいつも考えていました。

今年はいよいよキンダーに入学する年です。学校で一言も話せないようでは先生に妙な誤解を受けるかもしれないし(例えば英語が理解できないのでは?とか勉強についていけてないのでは?とか自閉症なのでは?など)、きっと本人は損をするだろうと思うのでキンダー入学までに何とか克服してくれるといいなぁ、と思っていたのです。

長くなるのでこの先は興味のある方のみどうぞ。
12月にお友達のちょこちゃんの家に行った時にも、もちろんシンはちょこちゃんにも、彼女の子供たちにも一言も口をききませんでした。一緒に楽しそうに遊ぶし、笑い声をあげることもありましたが、「おしゃべり」がどうしても出来ないのです。

そんなシンのことをちょこちゃんは気にかけてくれて、シャイな子供への対応についてインターネットで調べてくれたのだそうです。そしてたまたまこんな情報を見つけたのだけれど、、と教えてくれたのが"Selective Mutism"という症状のことでした。日本ではまだあまり知られていないようですが選択的無言症とか場面緘黙症と言われるものだそうです。

Selective Mutismは、家では普通に話が出来るのに学校やその他の場所に行くとまったく話せなくなってしまう。。という症状です。自閉症とはまったくの別物。子供に多い症状ですが、大人になるまで引きずる場合もあるそう。日本語のサイトにはこの症状は親の誤った教育の仕方が原因で起こるなんて書かれているサイトもありますが(びっくりしました!)、アメリカのサイトにはそれはまったくの間違いであることが書かれています。

症状について色々調べてみるとシンに当てはまるところがとても多いように感じました。でもちょっと違うな、希望が持てるな、と思ったのはシンは人と会うのを嫌がらないしむしろパーティなどには喜んで参加する子だと言う事。けして人と接するのが嫌いなわけではなく、むしろ好きなくらい。

きっと一つきっかけがあれば今までのことがうそだったように変わることが出来るのじゃないかな、と思ったし、そのきっかけを何とか作ってあげられないかなぁ、と色々考えました。

専門家のカウンセリングを受けることも考えましたが、小児精神科である義理兄に相談してみたところ今のところそこまでの必要性はないと思うと言われ、もう少し様子を見ることに。

私がとりあえず出来ることはシンの学校の先生に症状を理解してもらい正しい対応をしてもらえるようにお願いすることくらいかと思って、「教師のためのSelective Mutismの症状に関する情報」のようなもの(このサイトの"Helping our Teachers Understand Selective Mutism" というもの)をプリントアウトしてシンが今の学校に通い始める前(2月に新しい家に引っ越し、それに伴って子供の学校も変えた)に先生と話をする機会を持ちました。

そのガイドには、この症状の子供はけして先生のことを無視しようとか、反抗しようとかいうつもりはなく、「本当に話せない」のだからいらいらしたりしないように、ということが説明されています。また、けして話すように無理強いしないこと、そしてもしも子供が話しても「あら、この子しゃべったわ!」なんて指摘したり騒いだりせず何事もないように振舞う必要があること(でないとまた黙り込んでしまう可能性が大)などとても貴重なことが書かれていました。このガイドを前もって先生に読んでもらえたということだけで、かなり安心感を持つことができた気がします。

そして、、、転機がついにやってきました!

先日義理の両親が来た時に、シンは彼らと沢山話をし始めたのです(義理両輪にもシンの状況を説明して、さりげなく話を促すようにお願いしておきました)。私と夫以外の大人にこんなに普通に話すシンを見たのはほんとにどれくらいぶりだったでしょうか。「もしかしたらこれがブレイクスルーになるのでは、、」希望を抱いていたのですが、、

次の日、シンは学校で先生にささやいたそうです。そして約一週間後、、「もうシンはほんとに普通の子のように話していますよ。」と先生から聞かされました。

よかったぁ~!という気持ちです。何よりもシン本人がうれしそうというか自分に自信を持てるようになって生き生きしてきた感じがするのがうれしくて。きっと今までも人とコミュニケートしたい気持ちだけはたくさんあったのにそれが出来なくて自分でもストレスがたまっていたのではないかなぁという気がします。心なしか学校に行くのも今までより楽しそうに見えます。

こんな風に転機はいきなりやってくるのでは、、とは思っていましたが、こんなにスムーズに行ったのはほんとにちょこちゃんのおかげだと思って私は彼女とそれから彼女との出会いに心から感謝しているのです。人との出会いによってこうやって道が開けていくってほんとに不思議ですね。

Selective Mutismに関しては以下のようなサイトに詳しい説明があります。日本にはまだあまり詳しい情報が出回っていません。英語のサイトはとても詳しく書かれています。

日本語: http://2.csx.jp/~counselor/SelectiveMutism
英語: http://www.selectivemutism.org/



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Comment - 12

2006.03.06
Mon
11:02

naomi #79D/WHSg

URL

シン君克服出来てよかったね。子供が苦しいと親も本当に苦しいもんね。うんうん、それでそれで、とどきどきしながら読み続けた先には朗報があって、私もすごくうれしくなりました。シン君もpopoちゃんもほんとにおめでとう!

編集 | 返信 | 
2006.03.06
Mon
14:35

may #79D/WHSg

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私が子供の頃はシンくんとまったく同じ症状でしたよー。
大人になって後から親に聞かされたのですが、本人は幼稚園もちゃんと通っていたし、みんなと一緒に遊んでいる記憶もあるのですが、一度先生から”あなた口をきけないの?”と言われたことだけは覚えてます・・・。
でも1年経った頃、”mayちゃんのほうからやっと話してもらえるようになりました”って先生が言っていたというので、ホント話さなかったんだなぁって。
今では話さないどころか、うるさいくらいなので(苦笑)きっとシンくんもだんだんと自分を表現できるようになりますよ!!

編集 | 返信 | 
2006.03.06
Mon
20:34

ゆめこ #79D/WHSg

URL

こんにちは。前に1度投稿した事あるのですが覚えてないですよねー。もう数年前からこのサイトとpopoさんのファンです。
実は家の次男も長男さんと全く同じです!家でペラペラ話すのに外では全く話さず、他の人に聞かれるのも嫌みたいで、私に話しかけるのも超小声で耳元で話す・・・正直イライラしたりもしました。
こんな病名があるぐらい深刻な問題だったとは・・・。母親失格かしら?と思ったり・・・。次男は長男さんと一緒で今年からキンダーで、少し不安に思っていたんですよ。今からそのサイトをじっくりと読んでみようと思いますが英語はかなり苦手なので・・・・まずは日本語の方を読んでみようと思います。
それに次男は英語より日本語ができるのでその方も心配してます。すぐに英語力が日本語を追い越すと思ってあまり気にしていなかったのですが、学校の勉強も大事なので、キンダーが始まる数ヶ月前からプレスクールに通わせた方がよいのでは?と思ったり・・・。
POPOさんはどう思われますか??
毎日(プレッシャー?)更新楽しみにしてますので、お仕事大変でしょうが頑張って下さいね~

編集 | 返信 | 
2006.03.06
Mon
21:21

meinai #79D/WHSg

URL

よかったですね~!機が熟したのですね。popoさんご夫婦がやさしく見守っていたことはすごいことだと思います。私だったらあせったり、子どもをせかしたりしてしまうかも・・・・。見守ることを覚えておきたいと思います。シン君はこれからますます学校が楽しくなりますね♪

編集 | 返信 | 
2006.03.07
Tue
00:28

ふうこ #79D/WHSg

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ランチタイムにお昼ごはんを食べながら拝見していたのですが、ちょっと涙がうるうるしてしまいました。
シン君、おしゃべりできるようになって本当に良かったですね。
私だったら周りからのプレッシャーとかで、とっても焦ってしまっていただろうけど、popoさんやご家族の方が暖かく見守っていてあげたから、シン君もちょっとしたきっかけでしゃべれるようになったんですね。
今度うちの息子(4歳半)とSkypeでおしゃべりさせましょうか?(笑)

編集 | 返信 | 
2006.03.07
Tue
01:14

kero #79D/WHSg

URL

よかったですね!
selective mutism という言葉も始めて知りました。
そういう症状って本当に子供によくあることだから、特に気にしていなかったというのもあるけれど、いろいろ気を使ってあげているpopoさんには本当に頭が下がります。
我が家の4歳の娘も人前で(親の前で)話せないですが、じぃじやばぁば、私の姉などの家族とは普通に話せます。親の見ていないところではデイケアの先生とも話をしているらしいので、特に心配はしていません。ただ親の前で話すのが恥ずかしいのかな、くらいに思っていました。
子供には本当にいろいろなタイプ・性格がありますね。それを知っているかいないかは親の対応に大きく差が出ると思うので、popoさんの日記を通じてとても勉強になりました。どうもありがとう!

編集 | 返信 | 
2006.03.07
Tue
02:32

ananya #79D/WHSg

URL

お久しぶりです。popoさん、ほんとに良かったですね。ちょうど私も子育てのことでブログを書いていたところでした。焦らずにじっと見守っていたpopoさんの対応が正しかったんですよ。さすがです。子供のことを献身的な愛で謙虚に子供のすべてを見守ることが大事だと「千住家の教育白書」の著者である千住文子さんがおっしゃってました。私はまだまだ未熟ものなので、それが難しく思えてくるのですが、それができるなんてすごい!popoさんのようなお母様を持つシンくんは幸せですね。

編集 | 返信 | 
2006.03.07
Tue
09:17

popo #79D/WHSg

URL

■naoちゃん、
ありがとう♪ほんとにね、進展が見られてほっとしてます。まだやっぱり恥ずかしがりやだけど、、今度シンと話してやってね~。
■mayさん、
やっぱりこういう子供って意外と多いのですね!mayさんは先生に「あなた口を聞けないの?」って言われたとき、どう感じましたか?悲しかったのでは。。?そのことを覚えているということはとても心に残っていることなのでしょうね。
でもほんとに人って変わるものですよね!シンも将来人前にたって話す仕事をしてたりして。。なーんてよく考えたりします。(笑)
■ゆめこさん、
こんにちは♪息子さんのこと、ちょっと心配になりますよね。でも、、Selective Mutismなのでは?と決め付ける必要は全然ないと思いますよ!言葉の問題もあるしちょっとシャイになってしまっているだけかもしれません。母親失格なんてとんでもないですよ!私だってちょこちゃんに教えてもらうまではSelective Mutismについてなんて全然知らなかったし。。ほとんどの人は「この子はシャイだから、、」で終わらせて適切な対応も出来ないでいると思うのです。なので私がこのことを書くことでちょっとでも他の人の助けになれば、、と思いました。
プリスクールに関しては、、色々な意見があるでしょうけれど、私個人の意見を聞いてくださるなら、、出来ることなら早くスタートを切らせてあげたほうがいい!と思います。子供って早ければ早いほど対応しやすいし、それに早くキャッチアップできますよね。状況が許すなら、なるべく早くプリスクールに入れてあげればあとあと子供さんもゆめこさんも楽になる気がします。
もしよかったらいつでもメールをください♪お互い助け合いましょう~。
■meinaiさん、
どうもありがとう!
親が出来ることって手助けしてあげること、だと思うのです。せかしたり親の要求や希望を押し付けたりだけはしたくないなぁっていつも思っています。なかなか現実は厳しかったりするのですけれどね。。心がけてはいるつもりです。
■ふうこさん、
振り返ってみると周りの人にプレッシャーをかけられたことはなかった気がします。これはありがたいことでしたね。感謝しなければ!前の学校の先生にもシンが話さないことについて文句を言われたり改善を迫られたり、、ということはなかったし義理の両親もしかり。義理兄にも心配しなくて大丈夫、と言ってもらえたし。こういうのってアメリカのいいところかもしれないですね。
Skypeでお話、、いいですね~!(笑)ビデオがあればもっといいかも!わたしがふうこさんとお話したかったりして。(笑)
■keroさん、
keroさんのおっしゃるとおり、keroさんの子供さんはきっとちょっとシャイなだけですね♪先生と話しているなら心配ないです。きっとお友達とも話していることでしょう。
ほんとに子供ってそれぞれ。いいところ、悪いところってそれぞれありますよね。だから悪いところばかりに目をやるより、いいところを見てあげたほうがお互い幸せな気がします♪
■ananyaさん、
ありがとうございます。。でもそんなほめていただけるようなすばらしい母親ではないんですよぉ~。恥ずかしいです。(笑)
謙虚にっていうのはほんとに大切ですね。子供は神様からの預かり物であって自分の所有物ではない、、ということを心に留めようと思います。お互い試行錯誤でがんばりましょう~♪

編集 | 返信 | 
2006.03.07
Tue
15:14

minato #79D/WHSg

URL

読み進めるうちに、あれ?私もしかしたら、シン君と同じだったのかも、
と思えて来ました。
私自身が大きくなってからは、「内弁慶」だったのだなぁと思っているのですが、
記憶の中で、挨拶がうまく出来ないのを駄目なことだといつも言われて悲しかった覚えがあります。
私の場合は、1歳~2歳の間に保育園に行き始めたのですが、
母の話によると、この頃は、いじめられる兄をかばって喧嘩するような子だったらしいのですが、
物心ついた頃には、人前で話すこと、自分が存在することを知られるのもなんだか恥ずかしかったように思います。
その後私は「あがり症」といいますか、本読みや笛を吹くなど、人前でするのが極度に恥ずかしくて、
中学の頃には、音楽の歌の発表(みんなの席の前に出てみんなの顔を見て歌う)の後には、
血の気が引いて、手先は冷たくなり、体中がしびれたようになる、という経験を何度かしました。
これがなくなったきっかけは、中学でテニス部になり、掛け声をかけなければいけなかったことと、
高校で、ファーストフード店のバイトをしたことです。
なんだか途中からは全く話がずれたように思いますが・・・。
シン君の時が、穏やかなままに満ちてよかったです。

編集 | 返信 | 
2006.03.08
Wed
13:44

popo #79D/WHSg

URL

■minatoさん、
体験談をシェアしてくださってどうもありがとうございます。やっぱり子供って育つ過程で変わっていくものなんですよね。シンもこれから自分なりに克服していくのでしょう。。
でも、、、みんなの前で歌を歌わされるなんて酷!そんなのは私の学校ではなかったような。。
歌なんて得意な子、苦手な子がいますよね。それをみんなの前で発表させるってとっても酷な気がします。何でそんなことするんだろう~?!

編集 | 返信 | 
2006.03.09
Thu
13:04

minato #79D/WHSg

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それはですね・・・
中学の時の音楽の教師がもともと「声楽科」の出身だから、
です。
もう、非常に辛かったです。
ただでさえも下手なのに、
「みんなの顔を見ながら歌うように」とか言われるのですよ(苦笑)
私は別に歌手になりたくないし・・・(--;

編集 | 返信 | 
2006.03.10
Fri
08:34

popo #79D/WHSg

URL

■minatoさん、
わー、それって大迷惑!(苦笑)たとえ歌がうまくても、クラスのみんなの前で与えられた歌を歌うことが楽しいなんて思う人、ほとんどいないと思うのです。
シャイだったminatoさんのその時の心境を思うと切なくなっちゃいます。。私は運動が大の苦手だったから運動会が拷問でした。。

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